NHKハイビジョン特集を見て [世界の子供]
- ハイビジョン特集「大行進~中国“小皇帝”たちの孤独~」
番組内容
- 急激に経済発展する中国。小皇帝と呼ばれ、わがままで手に負えなくなった子どもたちを受け入れる、民間学校の特別訓練を密着取材、子どもたちの孤独な心に向き合う。
- 詳細
- 急激な経済発展で増加する中国の新富裕層。一人っ子が大事にされ、何不自由ない環境が与えられる。「小皇帝」と呼ばれる子どもたちのなかには、親に暴力を振るうなど、問題行動を起こすケースが増えている。そんな手に負えない子らを立ち直らせようという、全寮制の訓練学校が江蘇省にある。番組では、訓練学校の名物訓練「大行進」に密着。世界第2位の経済大国となった中国で、孤独を抱えた「小皇帝」たちの本音に耳を傾ける。
この番組を見ていて、この子たちの親の態度に少し疑問を感じました。
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自分たちは仕事に追われて子育てが出来なかった。
結果、お金は十分に稼げるようになったけれど、はたと気が付いてみると、わが子は学校でも落ちこぼれ、基本的な生活態度、歯磨き、入浴の習慣すら身に付けていない。
お金を掛けて家庭教師を雇っても、ちっとも学業の成果は出ない。
挙句、子供はゲームにふけったり、夜遊びをするようになる。
じゃあ・・・・ということで、こういった全寮制の学校に高いお金を出して閉じ込める。
「あなたが、ちゃんとするまで」という母親の言葉に
「ちゃんとって、どういう意味?どうすればいいの?」と言って泣きじゃくる女の子。
度々会いに来ると、甘やかすことになるからと言って、2か月に1度くらいしか会いに来ず、面会に来た瞬間、「息子が髪を長くしている、変なメガネを買っている」ということばかりを鉄砲玉のように早口で息子をしかりつける母親。
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息子の生活の様子は聞かないのでしょうか?「友達は出来たか?」と聞かないのでしょうか?
子供を更生させるための学校だけれど、更生しなければならないのは親も同じなのではないのでしょうか?
そんな疑問がふつふつと湧いてきました。
子供たちに自信をつけさせるために、何百キロも大行進を続ける過程で、子供たちは頑張ること、助け合い励ましあうことを学んでいきます。
子供たちは、幼いころ両親と接触することが少なく、みな一様に愛情に飢えているのです。
豊かな生活と引き換えに、子供との時間を犠牲にしてしまった家族に必要なのは、親子の本音の話し合いなのではないでしょうか?
お金を出して、他人に我が子を再教育してもらうという考えが既に私には理解できません。
急速に経済発展している中国の陰で、こういった子供たちが居るという事を知り、中国だけに限ったことではない、これはどこの国でもありうることだと深く考えさせられる番組でした。
unicef からの手紙 2 [世界の子供]
unicef から、またまた手紙が来ました。
「 ユニセフ・マンスリーサポート・プログラム 」http://www.unicef.or.jp/cooperate/coop_monthly.htmlの参加への依頼です。
毎月定期的に、一定額の寄付をするというものです。
たとえば・・・・・・
月々2000円 の支援をすると、年間で、感染症から子供の命を守る 6つ の予防接種を、 12人分、あるいは、身体の抵抗力をつける ビタミンA(1年分)を 5128人 の子供に届ける事が出来るそうです。
月々3000円 の支援があれば、年間で、文房具(えんぴつとノート)を 923人分 、あるいは、どこでも教室が開ける 40人分 の緊急教材セットを 3クラス分 提供できるそうです。
何で、私達のところに手紙が来るのかな??
世の中には、私達みたいな貧乏人じゃなくて、お金持ちの人はたくさん居るよ???
主人が・・・・・
「 毎月、少しずつ、何かを我慢したら、出来るかもしれないね? 」
「 僕達が、子供達を助ける事ができるんだよね・・・? 」
「 無理のいかない範囲を考えてみよう・・・・・ 」 って、言いました。
もしかして・・・・
「 unicef 」 は、お金が有り余っていても、寄付してくれない大金持ちより、
ギリギリの貧乏人でも、
切り詰めて、寄付してくれそうな人を嗅ぎ分ける能力があるのかな? (笑)
unicef [世界の子供]
unicefから、書類が来たよ?
どうやって主人の個人情報が分かったのかな?
内容は・・・・募金の依頼!
お金の使い道は
① 経口補水塩(ORS) 「 経口補水療法 」
子供の死因の7分の1が、下痢を伴う病気なんだって。不衛生な食べ物や水などが原因で、しばしば激しい下痢に襲われるらしい。この子供達に、適量な糖分と塩分の配合液を投与するのが目的。
② 予防接種
はしか、ポリオ、結核、破傷風、百日咳、ジフテリアの6つの感染症に対する予防接種の実施。
③ 母親への育児指導
簡単な発育観察表(母子手帳のようなもの)を配布し、基礎的な育児知識を親達に教える教育キャンペーン。
世界中で、貧困の中誰にも気づかれる事もないまま、栄養不良や、感染症、不衛生な飲み水が原因で死んでいく子供達が、1日に26,600人にものぼるって・・・・・・
お金を寄付すれば、それですべてが解決する話ではないと思うけれど・・・・・
僅かだけれど、役に立ててもらえたら・・・・と思った。
家も貧乏だけど、分け合えばいいよね?
根本的な、解決にはならないけれど・・・・・・・・・